カースト制度

みなさま、こんにちは。

 

日本のドラマ鑑賞は、私の楽しみの1つです。

 

オーストラリアに住んでもう10年以上が経ちましたが残念ながら未だにこちらのTV番組には全く興味がわかず、暇な時間ができるとYOUTUBEなどで日本のドラマやお笑い番組を観あさっています。

 

2013年春ドラマ、中盤に差し掛かってきてだんだん面白くなってきましたね^^ 今回私はけっこう多めで、4つのドラマを見ています。

 

その中の1つ「35歳の高校生」(主演:米倉涼子、日テレ土曜21時から放送)ですが、このドラマの中で“スクールカースト”という言葉が出てきます。

 

ドラマを見られている方はご存じだとは思いますが、要は学校の中で自然に作られる階級制度のことで、ウィキペディア(スクールカースト)によると、

恋愛・性愛経験 - 豊富なほど上位
容姿 - 恵まれているほど上位
ファッションセンス - 優れているほど上位
場の空気 - 読めたり支配できたりするほど上位
部活 - 運動系(特に野球を始めとする球技)は上位、文化系は下位
趣味・文化圏 - ヤンキー・ギャル系は上位、オタク系は下位
自己像[注 2] - 自分探し系は上位、引きこもり系は下位

という基準で決められるそうです。

 

ドラマの中では(フィクションなので大げさに表現されているとは思いますが)このカーストは日ごとに入れ替わり、上の階級の生徒はやりたい放題で下の階級の生徒はもちろんのこと、教師までもが上の階級の生徒達には口出しできません。

 

この格差は小学校時代はそれほどではありませんが、年齢が上がるほど顕著になりドラマのように高校がピークなようです。

 

うちの息子2人はずっとブリスベンで学校生活を送っていますが、こちらの学校では(少なくともうちの学校では)まったくそんな気配は感じられませんし、人から聞いたこともありませんが実際はどうなんでしょう。

まだ小学生なので平和に感じるだけなのかもしれません……。

 

あ、そうそう、このカースト制度って学校の中だけではなく、実は親同士が収入差や生活スタイルで格付け合う“ママカースト”というものも存在するって知ってましたか??

 

怖いですね…💦

 

でも、よく考えてみてください。
きっとあなたも経験があると思います。

 

初めて会ったのにいきなり、

「お宅のご主人は何をされているんですか?」

「ご主人は、どちらの大学を出られたんですか?」

「お子さんはどちらの学校に通われているんですか?」

と聞かれたこと。

 

「そのお鞄(お洋服)ステキですね~。」とやたら身の回りの物品をほめられたこと。

 

そして、会話の中でお互いの名前を覚えようとはせず、

「あ~〇〇車(車の車種)に乗ってる方ね~」とか、

「あ~、ご主人が〇〇(職種)の方ね~」などと表現する人。

 

このような人たちは、あなたの身分を計ろうとしているのかもしれません。そして、自分自身も知らないうちにこのような質問を投げかけているかもしれません。

 

気を付けないといけませんね…(^^;

 

「35歳の高校生」、それぞれの生徒たちの心の闇が救世主ババちゃん(米倉涼子)の手によって少しずつ明かされつつありますが、彼女自身の闇はこれから明かされていくのでしょうか。
楽しみです♪

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