
みなさま、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
さて今日は、男女の ”脳” の違いについて少しお話をしたいと思います。
みなさまは、夫婦間や恋人間での話し合いの際にこのような苛立ちを感じた事ありませんか?
「話が長い。」
「要点が(何が言いたいのか)分からない。」
「話が堂々巡りだ。」
「ちゃんと話をきいてくれない。」
「気持ちを解ろうとしない。」
「すぐに結論付けようとする。」
比較的男性は上の3つような不満を、そして女性は下記の3つの不満を抱く傾向があるのではないでしょうか。
これは、”男女の脳の得意分野の違い” によって起こる現象なので、ある意味どんなに仲の良いカップルでも一度は経験される違和感(不満)だと思います。
男脳・女脳の得意分野の違いは色々ありますが、中でも「話し合い」や「悩み相談」に関しては、男性脳は問題を素早く解決させようとする「解決志向」なのに対し、女性脳は事のいきさつを重視し、その際に生じた”感情”を共有したいと思う「共感志向」だと言われています。
ですから男性は、事の経緯をダラダラと話したがる女性の話を”面倒臭い” と感じて思わず、
「で、何が言いたいの?」
「どうしたいの?」
と要点を簡潔に聞きたがったり、
「じゃ、〇〇したらいいじゃん!」
「結局、自分の中で答えは出てるんだろ!」
などと、すぐに結論付けようとしてしまいます。
逆に女性は、コトの経緯の説明は飛ばして事後報告しかしない相手に苛立ったり、話を最後まで聞いてくれないことに不満を抱いたり、労いや自分の気持ちを共感してくれない相手の態度にガッカリしてしまうのです。
では、どうやってこのギャップを埋めたらよいのか・・。
一番手っ取り早くご自分で今すぐに実践できる方法は、
話し合いや問題の内容によって 相談相手を選べばいいのです。
私のもとにご相談に来られる方の中でも、「問題は何でも夫婦間で解決したい。」といった”理想”を頑なに追い求めてしまっている方ほど、ストレスは溜まる一方であることがほとんどです。
逆に、「こういう話は夫には理解できないからわざわざ話しません。」と潔く切り替えていらっしゃる方ほど上手にストレスを解消されています。
一見、愛情が冷めてしまっているようでイヤだな・・と思われがちですが、むしろ、相手の”不得意な部分”を無理強いしない、という思いやりの行動だとも言えます。
その他の方法としては、その男女の脳の性質・特徴を理解し相手の欲求に合わせながら話をするのです。
例えば男性でしたら、女脳を理解し、
「そうなんだ。大変だったね」と労いの言葉をかけ、
「オレ(僕)に何かできることはある?」と相手が結論を出すのを何も言わずに待つのです。
反対に女性は、男脳を理解し、
「○○だから、○○してくれる?」とできるだけ話を簡単にまとめます。
もしそこで理由を聞かれたら簡単に伝えるようにします。
あとは、相手がやってくれたことに対しての労いの言葉です。
※男性にはちょっと大げさに言ってあげることがポイントです☝
人には、認めてもらいたいという承認欲求というものがあります。なので認めてもらいたい同士、”くれくれ同士” では喧嘩になるのは当然です。
だからこそ、ねぎらいの言葉が必須なのです。
「ありがとう」は魔法の言葉です。
男脳・女脳の違いを理解し、「ありがとう」を素直に言い合えば、関係は悪くなるわけがないと私は思いますが、あなたはどう思われますか?
※ この記事は旧ブログの人気記事を加筆・修正して再掲載しています。