
みなさま、こんばんは。
今日も元気にお過ごしでしょうか。
今日は私たち夫婦にとって11度目の結婚記念日です✨
…とはいうものの、結婚式はもとより、指輪の購入すらしていない私たち夫婦にとっては、単なる戸籍の改編(?)という程度の意識なのですが、それでも唯一11年間欠かさずしていることがあります。
それは、家族全員での記念撮影です 📷
家族全員が写真に写ることって何気に少なくないですか?
我が家では一年に一度だけ家族全員で撮るこの1枚の写真に、愛する子供達の成長や自分たちの老い…💧 が、ありありと写し出され、嬉しいような虚しいような心境は様々ですが、このささやかなイベントを結構楽しんでいます^^
みなさまも、記念日には家族全員で1枚、どうですか?
さて今日は、ブログ開設以来初の “書評” をしてみたいと思います。
私は普段、人の心にまつわる本を読むことが多いのですが、その中でも以前自分自身が人間関係で疲弊していた時に読んで、目からウロコが落ちたように「あ~なんだ、こんな思いをしてたのは自分だけじゃないんだ…」と安心させられた本があります。
↓↓ それがコレ ↓↓
「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群 (PHP文庫) [ 加藤諦三 ]
|
「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群 加藤諦三 著(PHP文庫)
この本を読んだ当時の私は、2歳の長男と生後数カ月の次男の世話に追われる毎日を過ごしていました。
慣れない環境の中で、親しい友人もおらず、まともに会話など成り立たない幼児と赤ちゃんに振り回され、「あぁ…、躾と虐待ってホント紙一重だなぁ…」なんてことを毎日切実に感じて生きていました。
そんな辛い時、優しく声をかけてくれた日本人の女性がいました。
「うちにも同じ年の息子がいるし、今度うちに遊びに来ない?」
「外国に住む日本人同士、何か困ったことがあったらいつでも頼ってね」 と。
子育てに疲れ果て、長男の友達作りにも頭を悩ませていた私にとって彼女の言葉は本当に嬉しくて、大げさに聞こえるかもしれませんが、その女性のことが「女神さま」 に見えました。
ところが実はこの女性、まさにこの本の中に出てくる 「あなたを傷つける人」 だったのです…😱
この本の中には、目からウロコがボロボロと落ちるようなフレーズがたくさん出てきます。
毒のある人は善人ぶる
自分のある人は、ずるい人から狙われない
ずるい人間は弱い人間を瞬時に見分ける
カモにされることと 『気に入られる』 こととは違う
燃えつきた人が 『いい人』 という人に、本当にいい人はいない
理解してくれる人と褒めてくれる人は違う
『イヤだな』 と思った人間からは、自信をもって離れなさい
これらのフレーズはほんのほんの一部です。でも、たったこれだけでもドキっとしませんか?
この本は特に、親しいと思っていた人間関係に 「あれ…?」 と疑問が湧いてきた方や、人間関係に漠然とした不信感を抱いていらっしゃる方にはおススメです^^
「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群 (PHP文庫) [ 加藤諦三 ]
|
加藤諦三先生の本は何冊も読ませていただいていますが、どれもとても面白いです。
日本放送の「テレフォン人生相談」のパーソナリティもやられているのですが、時折入れられるコメントが明快でこれもまた面白いです。
御年75歳になられましたが、これからもまだまだお元気に活躍してもらいたいです^^