認知症の始まり?

みなさま、こんにちは。

 

スクールホリデーもあと残りわずかということで、私のグダグダモードにも拍車がかかっております…(^^;

 

今日から息子たちのタッチフットボールの大会のために家族は皆、ハービーベイ(ブリスベンから車で北へ4時間)という町へ旅立ちました。

 

私とコービー↓↓↓は、日曜日までおとなしくお留守番です。

 

 

さて今日は「最近、物忘れがひどすぎて…コレって認知症の始まり??」心配している方のためのお話です。

 

早速ですが、あなたは普段どんな事を忘れがちですか?

「なにか物を取りに来たはずなのに、なにを取りに来たのか分からなくなる」

「この前会った人の名前を忘れる(覚えられない)」

「メールを返信するつもりが、相手に催促されるまですっかり忘れていた」

「買い物をするために家を出たのに、財布を持って出るのを忘れる」

「大事な書類をどこにしまったのか忘れてしまう」

「同じ人に同じ話をして「この前も聞いたよ」とよく言われる」

 

もしこれらのような物忘れだったら、病的(認知症)なものではないので安心して大丈夫です^^

 

ちなみにこういった類の物忘れは、日常が忙しすぎたりやることが多すぎることが原因と考えるのが妥当です。

 

特に、子育て中の女性や仕事、家事、母親業を全て担っている女性などは上記のような物忘れをした覚えがないという人の方が断然少ないのではないでしょうか。

 

 

人間の脳には記憶を司っている複雑なシステムが備わっています。

 

その中の短期記憶(記憶されている時間が短い記憶)は、後から入ってきた情報や、よりインパクトのある情報(あなたが重要だと思う度合)によって少し前に記憶した情報が簡単にもみ消されてしまう、という特徴があります。

 

例えば子育てに忙しい主婦は、

朝ごはんを作りながら晩御飯のメニューを考え、家族を時間までに送り出し、洗濯をしながら掃除機をかけ、夕飯のための買い物に出かけます。子供が帰ってきたら学校での出来事など話を聞きながら夕飯の準備をし、夜はまた、シャワーを浴びながら明日1日のスケジュールをたてます。←すごいマルチタスカーですよね…(^^;

 

一日中やることが多い主婦は、このように先の計画や子供の話などに気を取られ “ついさっきまでやっていたこと” “今さっき思ったこと” が揉み消されてしまうのです。

 

 

では、どんな物忘れが危険なのでしょうか。

 

先ほどの例と比べますと、

「物を取りに来たけど…」という場合、

⇒ 物を取りに来たことすら忘れて他のことをし始めたら危険です。

 

「この前会った人の名前が…」という場合、

⇒ その人に会ったことすら忘れて「はじめまして」と挨拶したら危険です。

 

「メールの返信をうっかり…」という場合、

⇒ メールが来ていたことすら忘れていたら危険です。

 

「買い物に出かけたけど財布を…」という場合、

⇒ 出かけた用事自体を忘れ「どこ行くんだっけ?」と思ったら危険です。

 

「大事な物をどこかにしまったけど…」という場合は、

⇒ 大事なものをしまったことすら覚えてないとしたら危険です。

 

「何度も同じ話を…」という場合は、

⇒ 同じ日(短時間の間)に同じ人に何度も同じ話をしていたら危険です。

 

なんとなく分かるでしょうか?

 

「でも、まだ心配…」という方は、躊躇せず一度専門家のもとを訪れてくださいね。認知症も他の病気と同様、早期発見・早期治療が何よりも重要です!

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