<岩手県議>小泉氏の死から学ぶSNSの怖さ

みなさま、こんばんは。

“病院非難でブログ炎上の<岩手県議>小泉氏死亡、自殺か…”

インターネットでこのヘッドラインを見てすぐさま思いました。

 

「あ~、やっぱりこういう悲しい結末になってしまった…」

 

 

ちなみにこのニュース、みなさんはもうご存知ですよね。

******** ※念のため【概要】はこんな感じ↓↓です **********
小泉氏は今月初めに県立病院を訪れた際、受付で「名前」ではなく〝番号″で呼ばれたことに腹を立て、「ここは刑務所か!名前で呼べよ!」と受付嬢に食って掛かった挙句「俺は検査料15000円を支払う上得意の客なんだから、そっちが“ありがとうございました”と自分の方へ来るのが筋だろう。」とクレームを言い放ち、会計をすっぽかして帰ったそうです…。
その後、一連の出来事を自身のブログに書き込み「自分がおかしいのでしょうか、それとも病院側がおかしいのでしょうか」と、読者に問いかけたところ「考えがおかしい」「県議にふさわしくない」などと批判が殺到し、ブログは炎上し、その4日後にはブログは閉鎖され、17日に記者会見を開いて正式に謝罪されました。

参考記事↓↓↓
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130625/crm13062511180006-n1.htm

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彼のブログ炎上が世間を騒がしたのはつい10日程前だったでしょうか。

 

私も初めてこのニュースを目にした時、正直「なんて世間知らずで横柄な人なんだ!」と憤りを感じました。

 

だって、そうですよね。

 

大きな病院では名前ではなく番号で呼ばれることなんて日常茶飯事だし、逆を返せば、公衆の面前で名前を呼んでもらいたくない患者さんだっているのです。そう考えると、患者がどんな身分であれ平等に扱った病院側に同情した人の方が断然に多かったんじゃないでしょうか。

 

でも、そのブログ炎上直後の報道VTRではじめて小泉氏ご本人のお顔を拝見した瞬間

 

「あ…この人、大丈夫だろうか…」という気持ちが過りました。

 

ほんの短いVTRでしたが、ものすごく繊細そうな(気の弱そうな)風貌と自分の置かれた状況にすごく動揺し、後悔している様子が映像からありありと伝わってきたのです。

 

その後もずっとなんとなく気にかかっていたのですが、今日、この残念な結末を知ってなんだかとてもやるせない気持ちになりました。

 

彼がブログに書き込みをしたのが今月5日の出来事で、炎上によるブログ閉鎖が7日、謝罪会見をしたのは17日でそれから約1週間後の今日25日に自ら命を絶ってしまったのです。

 

たったの3週間で…、

 

3週間前は元気で誰よりもイキイキしていたはずの人が、こんなにもあっけなく自ら人生を終わらせてしまったのです…。

 

でもこのケース、ブログやツイッターなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)がここまで普及していなかったとしても同じ結末を迎えたのでしょうか??

 

SNSによる犯罪は年々増加する一方で、こんな事件が起こる度に本当に恐ろしくなります。

 

使い方によっては人の人生をも180度変えてしまうモンスターツール

 

これからの未来を担う子供たち、若者たちにはほんとうに慎重に慎重に使っていってもらいたいと切に願ってやみません…><

SNSがあまり得意でない私も上手に、そして安全に使っていこうと思います。

小泉氏のご冥福を心よりお祈りいたします (-人-)

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